コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話

ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。

第111回
Potatissallad(ポターティスサラッド) 肉料理の付け合わせにぴったり!さわやかな味わいの夏のポテトサラダ

スウェーデンでは「ジャガイモ」が主食として親しまれており、サラダの主役としても人気のある食材です。特に新ジャガが出回る夏は、皮付きのまま茹でてサラダにすることが多く、味付けのバリエーションも豊富です。
中でもバーベキューに欠かせない1品がポテトサラダで、ローストビーフに添えるスタイルも定番中の定番です。

スウェーデンではジャガイモを茹でる際、皮付きで茹でた方がおいしいと言われます。食事の付け合わせとして提供されるポテトも皮付きのまま食卓に出され、それぞれが皮を剥きながらいただくのが一般的です。

お皿にのった皮付きジャガイモを前に、どのように皮を剥くの?と、私も最初は戸惑いましたが、慣れてくるとフォークとナイフで上手に剥けるようになるものです。
これからスウェーデンに旅行される方はちょっと不安ですね。。。
でも大丈夫!レストランでは、皮が剥かれたポテトが出てきますので、ご安心を!

ポテトサラダは、以前、人気の高いクリーミーな味わいのレシピをご紹介しましたが、今回は夏らしく少しさっぱりしたバージョンにしてみました。
今回は皮を剥いてからサラダにしましたが、新鮮なジャガイモなら、もちろん皮付きのままスウェーデンスタイルのサラダにしても大丈夫です。

[材料]2人分

ジャガイモ 250g
紫玉ねぎ 1/4個
ラディッシュ 4~5個
きゅうり 1/2本 
アスパラガス 2本 (絹さややインゲンでも良い)
セルバチコ(ルッコラ) 1~2束
トレビスの葉(なくても良い) 2~3枚

イタリアンパセリ 2~3本
ディル 2~3本
コリアンダー 1~2本

レモン汁 1個分
レモンゼスト(皮のすりおろし) 1/2個分
蜂蜜 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1~1と1/2
ブラックペッパー 適量
塩 少々

作り方

1.
綺麗に洗ったジャガイモと、たっぷりの水を鍋に入れて火にかけ10分ほど茹でる。(ジャガイモの種類や大きさで茹で時間が変わるので、竹串を差して火が通っているか確認する)
2.
アスパラガスはさっと茹でて食べやすい大きさにカットする。きゅうりは1cm角くらいにカットする。紫玉ねぎとラディッシュは薄くスライスする。
3.
レモンはタワシで綺麗に洗い、皮の黄色い部分だけをすりおろす。(あればゼスターで削る)
4.
イタリアンパセリ、ディル、コリアンダーを粗めに刻んでおく。
5.
茹で上がったジャガイモの皮を剥き、大きければ一口大にカットし、②③④と一緒にボウルに入れてから、蜂蜜、オリーブオイルとレモン汁を別の容器に入れて混ぜ合わせたものを回しかける。
6.
⑤のボウルに塩と挽きたてのブラックペッパーを加えてよく混ぜ合わせたら、味を見て調整する。味が馴染むようにしばらく置いておく。
7.
最後にセルバチコを入れて軽く混ぜてから、トレビスなど、色の綺麗な葉野菜を添えて器に盛り付ける。

*コリアンダーはスウェーデンでは人気のハーブで、小さな鉢植えで売られています。
少し意外に感じるかもしれませんが、最近はスウェーデン料理にも使われています。
コリアンダーが苦手な方はバジルや大葉、三つ葉に変えてアレンジしてもいいですね。

▼クリーミーな味わいの定番ポテトサラダのレシピはこちら!
https://mjuk.swedenhouse.co.jp/recipe/recipe_1407/

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by Sweden House
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見瀬理恵子(イラストレーター&フードアドバイサー)
見瀬理恵子(イラストレーター&フードアドバイザー)
奈良県出身。パレットクラブイラストスクール1期生。
デザイン事務所勤務を経てフリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。
1995年より通算13年間スウェーデンに在住、2013年に帰国。
帰国後はスウェーデン料理のケータリング事業を始める。
Fika(スウェーデンのコーヒータイム)のワークショップをとおして北欧文化を発信中。
https://www.riekomise.com/
https://www.instagram.com/spisen_jp/