コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話

ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。

第82回
Ostkaka( オストカーカ)
チーズケーキ


乳製品が美味しいスウェーデンでは、牛乳やバター、チーズをふんだんに使ったレシピが数多くあります。
Ostkaka(オストカーカ)とは、Ost=チーズ、kaka=ケーキという意味で、スウェーデン風チーズケーキのこと。

「オストカーカ」は中世の時代からある古い食べ物で、スウェーデンでも500年という長い歴史があります。2004年には国会議員から、正式な国民食とする提案が出されたほど、日常的なデザートとして今日まで親しまれています。
「オストカーカ」はレシピの違いこそあれ、どの地方にもあるクラシックなスウィーツで、よく知られているのは、「スモーランスク・オストカーカ」(スモーランド地方のチーズケーキ)と「ヘルシンゲオストカーカ」(ヘルシングランド地方のチーズケーキ)です。

一般的に「オストカーカ」と言えば、牛乳、生クリーム、小麦粉に卵と細かく砕いたアーモンドが入った「スモーランスク・オストカーカ」を指すことが多く、一方の「ヘルシンゲオストカーカ」は牛乳と生クリームと小麦粉だけを使います。
どちらも牛乳にレンネットという凝固酵素をいれて、チーズをつくるところから始めます。昔は銅製の焼き型で焼いていたため、端の部分に銅の一部が付着することから、中心部から振る舞ったと言われます。
現在も昔ながらのレシピで作る人はいますが、市販のカッテージチーズを使って作る簡単なレシピの方が人気のようです。

日本でお馴染みのチーズケーキとは味も食感も違い、少し温かい状態で食べるのも「オストカーカ」の特徴のひとつ。森の黄金と呼ばれるクラウドベリージャムとホイップクリームを添えていただく、スウェーデンならではのケーキです。

今回はお手軽バージョンのカッテージチーズを使用したレシピをご紹介します。
クラウドベリーの代わりにミックスベリーのジャムとホイップクリームを添えていただきましょう!

<材料> 4人分(20x30cmの耐熱皿1台)

・卵・・・小さめ2個
・グラニュー糖・・・35g
・アーモンド  50g 
(アーモンドプードル・・・20g)
(ローストアーモンド(無塩)・・・・皮付きのまま細かく砕いたもの 30g)
*食感の異なる2種類のアーモンドを使用しましたが、アーモンドプードルだけでもOK。なければアーモンドスライスを砕いて使用しても良い。
・薄力粉・・・・大さじ1
・アーモンドエッセンス・・・5〜6滴 (あればビターアーモンド1粒をすりおろす)
・カッテージチーズ・・・・・200g
・生クリーム・・・・100ml
・塩・・・・少々

・生クリーム(ホイップ用)・・・・100ml
・ミックスベリージャム・・・・少々

作り方

1.
耐熱皿にバターを塗る。
2.
ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、泡立て器で白っぽくもったりとするまでよく泡立てる。
3.
②にアーモンドプードルと砕いたアーモンドと小麦粉を入れて混ぜる。
4.
③にカッテージチーズと生クリームを加え、塩ひとつまみとアーモンドエッセンスも加えて、ヘラで塊がなくなるように混ぜ合わせる。
5.
耐熱皿に④を加え、170度に余熱したオーブンに入れて45分程度焼く。
6.
少し冷めたら、そのままテーブルに。ホイップクリームとミックスベリーのジャムを添えてどうぞ!

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by Sweden House
人と環境にやさしい住まい「スウェーデンハウス」。高い住宅性能を備えているからこそ叶えられる、快適で豊かな暮らしをご提供しています。

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ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)
ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)
大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。