コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
今回は第53回でご紹介したレッドビーツとフェタチーズのサラダとは少し違う、伝統的なスタイルのレッドビーツサラダのレシピをご紹介します。このサラダは、スウェーデンの国民食とも言えるミートボールとの相性がとてもよく、ミートボールのオープンサンド「Köttbullemacka(ショトブッレマッカ)」には欠かせません。
北欧ではサンドイッチというと、パンにはさむタイプではなく、パンの上にのせるオープンサンドのことを言います。スウェーデン語でサンドイッチのことを「スモルゴス」と言いますが、日常的には少しくだけた表現の「macka(マッカ)」がよく使われます。つまり「Köttbullemacka(ショットブッレマッカ)」はミートボールのオープンサンド、ということですね。
レッドビーツサラダは色鮮やかなピンク色が特徴で、クリスマスの食卓でも一際目を引く欠かせない存在の1品。普段はマッシュポテトとリンゴンベリーのジャムで頂くミートボールも、クリスマスはこの「レッドビーツサラダ」と、じゃがいものグラタン「ヤンソンさんの誘惑」とのコンビでいただきます。
「レッドビーツのサラダ」は酢漬けのレッドビーツを使うのが一般的ですが、生のレッドビーツを茹でて使うレシピもあります。私はどちらも好きですが、酢漬けのレッドビーツの酸味が効いた、昔ながらのレシピの方がスウェーデン人には馴染みがあるようです。
スウェーデンではあまり見かけませんが、このサラダはポークステーキの付け合わせにもあうので、是非お試しくださいね。
スウェーデンのブランドFERIXの酢漬けレッドビーツは、IKEAやカルディなどでも販売されています
【レッドビーツサラダ】
・酢漬けのレッドビーツ 160g
・アーリーレッド(紫玉ねぎ) 小1/2個 約70g
・林檎(紅玉) 1/2個 100g程度
・a)マヨネーズ 30g
・a)サワークリーム 30g
・a)ヨーグルト 20g
・a)マスタード 大さじ1/2
・a)蜂蜜 大さじ1/2
・塩 少々
・ホワイトペッパー 少々
-ミートボール 5~6個
-スライスしたパン(お好きなパンで)4枚
-グリーンリーフ(サニーレタスやレタスでもOK)2~4枚
-きゅうり 少々 (ピーラーでスライスするか斜めの薄切り4~8枚)
-イタリアンパセリ 少々
-バター 少々
【生のレッドビーツで作る場合】
[材料]
・レッドビーツ 小ぶりのもの 1個(皮を剥いて180g程度)
・水 500ml 程度
・塩 大さじ1
・レモン汁 1/4個分
・蜂蜜 大さじ1
[作り方]
1)レッドビーツは皮を剥き、5~10mm位のキューブ状にカットする。
2)鍋にレッドビーツを入れて水(レッドビーツがしっかり隠れる程度の)と塩を入れる。
3)蓋をして火にかける。
4)沸騰したら中火にして10~12分ほど茹でる。爪楊枝がスーッと入れば茹で上がり。
5)ザルに空けて少し冷ます。
6)ボウルに茹でたレットビーツとレモンの絞り汁、蜂蜜を入れて味を染み込ませる。
7)以下は酢漬けレッドビーツを使った作り方と同じ。