コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話

ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。

第104回
Havrekakor(ハーブレカーコル) オートミールクッキー


ここ数年日本でもオーツ麦の人気が急上昇し、オートミールやオーツミルクは入手しやすい材料になりましたね。
牛乳に含まれているラクトースにアレルギーを持つ人が多いスウェーデンでは、オーツ麦からできたオーツミルクは、フレーバーのバリエーションも豊富な人気の飲み物です。
また、オーツ麦のシリアル「オートミール」で作るオートミール粥は、スウェーデンでは朝食の定番。他にもオートミールはパン作りやお菓子作りなど日常的に使用される身近な食材です。お菓子の代表的なものとしては、以前ご紹介した「チョコレートボール」や「ルバーブのクランブルパイ」がありますが、今回は最も伝統的でシンプルなオートミールクッキーのレシピをご紹介します。

[材料] 20個分

a)オートミール    120g(3dl)
a)薄力粉       60g(1dl)
a)ベーキングパウダー 小さじ1
a)塩         ひとつまみ
バター         100g
グラニュー糖     90g(1dl)

*準備 オーブンを200℃に設定し予熱しておく。

作り方

1.
ボウルにa)の粉類と塩を入れ、軽く混ぜる。
2.
別のボウルに、ダイス状にカットしたバターとグラニュー糖を入れ、ハンドミキサーでよく混ぜ合わせる。(ハンドミキサーがない場合は、指先を使い素早く混ぜる。)
3.
②のボウルに①を加えてよく混ぜる。
4.
混ぜ合わせた生地を20等分にして丸めたら、クッキングシートを敷いた天板に間隔を空けて並べ、指の腹かフォークで軽く押して2cm程度の厚さにする。
5.
200℃のオーブンで、うっすらと焼き色がつくまで12分ほど焼く。

*生地にレーズンやチョコチップを混ぜて焼いてもよいですね。
*グルテンアレルギーの方には、小麦粉を米粉に変えて作ることもできます。

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by Sweden House
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スウェーデンハウス公式サイト

見瀬理恵子(イラストレーター&フードアドバイサー)
見瀬理恵子(イラストレーター&フードアドバイサー)
奈良県出身。パレットクラブイラストスクール1期生。
デザイン事務所勤務を経てフリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。
1995年より通算13年間スウェーデンに在住、2013年に帰国。
帰国後はスウェーデン料理のケータリング事業を始める。
Fika(スウェーデンのコーヒータイム)のワークショップをとおして北欧文化を発信中。
https://www.riekomise.com/
https://www.instagram.com/spisen_jp/