コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
2022年は、11月27日がアドベントの1日目。1年の中でも最もワクワクする季節、「アドベント(クリスマス前の4週間)」が始まりました。
週末はAdventsfika(アドベントのフィーカ)に友人を招いて、グロッグ(スパイス入りホットワイン)を飲みながらmysig(ミューシグ)な時間を過ごすのも、このシーズンならではの楽しみ方です。
フィーカに欠かせないお菓子も、この時期だけの特別なものがたくさんあります。
お馴染みのジンジャークッキーやサフランパンは子どもたちと手作りする家庭が多く、クリスマスソングを口ずさみながら焼くお菓子の香りは、大人になっても忘れられない思い出になります。
北欧ではホワイトクリスマスが当然のように思われがちですが、実はそうでもありません。私自身、ストックホルムで雪が降らないクリスマスを何回か経験しました。ですから、北欧の一部では、ホワイトクリスマスを待ち望む地方もあります。
そんな思いのこもったクリスマスのお菓子が、雪のような粉砂糖で覆われた「スノーボール」ではないかと思います。
そこで今回は、リキュールを使ったちょっと大人の「スノーボール」のレシピをご紹介します。
ほとんどの地方ではホワイトクリスマスが叶わない日本、せめて真っ白いお菓子で白銀の世界を夢見ましょう!
a)アーモンドロースト(皮付き)・・・30g
a)アーモンドプードル・・・100g
*アーモンドスライス(ロースト)をブレンダーで粉にしても良い
a)粉砂糖・・・30g
a)グラニュー糖・・・50g
オレンジの皮(ゼスト)・・・1/2個分
コアントロー・・・大さじ2(オレンジジュースでもOK)
牛乳・・・大さじ1
ブラックチョコレート・・・150g
溶けない粉砂糖・・・100g
*コアントローの代わりにグランマニエなどのオレンジリキュールを使用しても可、お子さま用にはリキュールの代わりにオレンジジュースを使用してください。
*真っ白な雪の玉のようなお菓子は、もみの木やヒイラギ、赤い実を添えてラッピングすると、クリスマスの小さなプレゼントに最適です!
グロッグが加わるアドベントのフィーカにはもちろん、新年を祝うシャンパンにも合うお菓子なので、ぜひ手作りしてみてください!