コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
陽射しが日ごとに春らしくなるこの時期、長い冬から解放された北欧の国々では、街のショーウィンドウや家の中がPåsk/ポスク(イースター)のカラフルな飾りで彩られます。
スウェーデンでは、イースターの前になると、シュークリームのような形をした春を告げるお菓子「セムラ」の話題で持ちきりになりますが、実はそれ以外にもこの時期特有の黄色いケーキや、卵の形をした可愛いお菓子が登場します。
特にイースターの食卓に欠かせないのが色鮮やかなケーキ。
そこで今回は、春を象徴する黄色いタルト「Mango-och citronpannacottapaj (マンゴー・オック・シトロンパンナコッタパイ)」をご紹介します!
スウェーデンではタルト類は「パイ」と呼ばれ、ケーキ類を「タータ(タルト)」と呼ぶため、このタルトにも「マンゴー&シトロン(レモン)パイ」という名がついています。
小麦粉とバターで焼くタルト生地は、オリジナルレシピを少しアレンジして、手軽に楽しめるように全粒粉のダイジェスティブビスケットを使用しました。
春らしい黄色のフィリングは、マンゴーピューレで作るパンナコッタと透明感のあるゼリーの2層にしました。今回は冷凍マンゴーを使ってピューレから手作りしましたが、もっと簡単に作りたい場合は、市販のマンゴーピューレを使用すると良いでしょう。
今回のタルト生地とフィリングは、それぞれ別の日に作りました。冷蔵庫で冷やし固めるレシピなので、お客様をおもてなしする時は、前日に仕上げておくと良いです。
工程がちょっと多くハードルが高そうに見えますが、作り方は意外と簡単。
春色のケーキで、春の訪れを祝いましょう!
(タルト生地)
ダイジェスティブビスケット 8枚(120g)
室温に戻したバター 75g *急ぐ場合は電子レンジ弱で10~20秒加熱しても良い
(マンゴーパンナコッタ)
板ゼラチン 1.5枚(3.75g)
マンゴーピューレ 100g
生クリーム 75ml
グラニュー糖 45g
レモン汁 大さじ1
塩 少々
(マンゴーレモンゼリー)
板ゼラチン 1.5枚(3.75g)
マンゴーピューレ 100g
グラニュー糖 30g
レモン汁 大さじ2
水 25g
〈準備〉
*オーブンを160℃に予熱しておく。
*マンゴーピューレがない場合は、冷凍マンゴー 170g、水 大さじ2、砂糖 少々(お好みで)をハンドミキサーで撹拌してピューレにする。
*市販のメレンゲではなく、以下のレシピでメレンゲを手作りしてみるのも良いですね。
https://mjuk.swedenhouse.co.jp/recipe/recipe_2207/
*トッピングはホイップクリームを絞り出したり、フレッシュエディブルフラワーやクッキーを砕いたもの、レモンゼスト等、お好きなものでアレンジしてくださいね!
*もっと爽やかに仕上げたい時は、パッションフルーツをトッピングしても良いですね。
*材料を倍量にすると、直径18cmのタルト1台ができます。