コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話

ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。

第140回
Svampmacka (スヴァンプマッカ) きのこのオープンサンド

ベリー類が育つ夏と並んで、きのこが採れる秋はスウェーデンの人々が自然に感謝する季節です。
スウェーデンには「Allemansrätten(自然享受権)」という権利があり、誰の森であってもベリーやきのこ、自然に咲く花などを自由に摘むことが認められています。そのため、秋になると籠を下げて森に出かける人の姿をあちこちで見かけます。
日本ではさすがに自由に森に入ってきのこを採ることは許されていませんが、その代わりに店頭には1年を通して様々なきのこ類が並んでいますね。

スウェーデンではきのこ類はシチューやパイに入れたり、また肉類のソースとしてもその独特の風味に多くの人が魅了されています。なかでも「カンタレル茸」は夏の終わり頃から収穫でき、真っ先に市場を鮮やかな黄色で彩り、秋の訪れを告げる存在です。日本でカンタレル茸を店頭で見かけることはありませんが、実は「あんず茸」と呼ばれて各地で自生しているのだそうです。

今回は秋の味覚「きのこ」を使った、シンプルで最も人気のあるレシピをご紹介します。
残念ながらカンタレル茸は入手できませんので、身近にあるきのこを使ってみました。カンパーニュをフライパンでこんがりと焼き、その上にバターでソテーしたきのこを乗せるという、ちょっとした冒険のようでワクワクするおいしさ。森からの贈り物で秋を楽しんでみませんか?

大きめにスライスしたパンにたっぷりのきのこを乗せると、ランチとしても満足なオープンサンドになります。
小ぶりに作り、前菜やお酒のおつまみにして楽しむのもよいですね。

[材料] 2人分

・天然酵母のカンパーニュ(無ければお好きな食パン)  2スライス
・きのこ類(できれば2種類以上)  各1パック(約300g)
※写真では、舞茸、ホワイトマッシュルーム、ブラウンマッシュルームを使用
・ガーリックのみじん切り  2片分
・紫玉ねぎorエシャロットのみじん切り  大さじ2
・バター  大さじ4
・塩  適量
・ブラックペッパー  適量
・イタリアンパセリ  刻んで大さじ1〜2 + 飾り用少々
・オリーブオイル  大さじ1程度
・パルメザンチーズ  適量
・レモン汁(お好みで)  少々

作り方

1.
きのこ類は濡らしたキッチンペーパーで汚れを拭き取り、食べやすい大きさにカットする。
2.
ガーリックと紫玉ねぎはみじん切りにする。
3.
フライパンに大さじ2のバターを溶かし、スライスしたパンをこんがりと焼き色がつくまで焼く。裏返して大さじ1のバターを溶かし、もう片面もこんがりと焼く。
4.
焼いたパンのスライスはそれぞれ皿に盛る。
5.
③のフライパンに残りのバターを足してガーリック、紫タマネギのみじん切り、きのこ類を入れ軽く塩をし、水分がなくなるまでじっくりと炒める。
6.
最後にパセリのみじん切りを加えて、塩とブラックペッパーで味を整えてオリーブオイルを回しかける。
7.
皿に盛ったパンの上に⑥の炒めたきのこをこんもりと盛り付けて、パルメザンチーズをふりかける。パセリの小さな枝を添えて出来上がり。
8.
お好みで挽きたてのブラックペッパーとレモン汁をプラスしても美味しいです。

●プラスアイデアのおもてなし

秋を感じるテーブルセッティングにも気を配りましょう!
木の実や紅葉した葉っぱをテーブルセンターに配置したり、お気に入りのカゴやお皿にティーキャンドルを添えてアレンジしても素敵です。
夕暮れ時のテーブルに灯る柔らかいキャンドルの灯りが、おもてなしの雰囲気をいっそう盛り上げてくれます。

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by Sweden House
人と環境にやさしい住まい「スウェーデンハウス」。高い住宅性能を備えているからこそ叶えられる、快適で豊かな暮らしをご提供しています。

スウェーデンハウス公式サイト

見瀬理恵子(イラストレーター&フードアドバイサー)
見瀬理恵子(イラストレーター)
奈良県出身。パレットクラブイラストスクール1期生。
デザイン事務所勤務を経てフリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。
1995年より通算13年間スウェーデンに在住、2013年に帰国。
帰国後はスウェーデン料理のケータリング事業を始める。
Fika(スウェーデンのコーヒータイム)のワークショップをとおして北欧文化を発信中。
https://www.riekomise.com/
https://www.instagram.com/spisen_jp/
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