コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
スウェーデンのコーヒータイム「fika(フィーカ)」には、人を招いた時に最低7種類のお菓子を用意していないと恥ずかしい、といわれた時代があったそうです。
1945年に創刊されたクックブック「7種の焼き菓子」は、そんな時代のまさに救世主のような存在で、フィーカの流行とともに瞬く間にベストセラーとなりました。現在も5~10年毎に改訂版が出版され続け、「お菓子のバイブル」とも言われています。時代とともに掲載内容は少しずつ変化していますが、人気のクラシックなお菓子のレシピは引き続き掲載されています。そのひとつが「Chokladsnyttar(ショクラードスニッタル)」です。
「ショクラード=チョコレート」「スニッタル=カットしたもの」という意味で、焼き上がりから冷めきらないうちにカットしたチョコレートクッキーということですね。
100年も前からあったお菓子ですが、「ショクラードスニッタル」という名前になったのは1950~60年代になってからのようです。
思い起こせば、私がスウェーデンで初めてフィーカに招かれた時、何種類か盛られたお菓子の中にもありました!細長くカットされて、パールシュガーがトッピングされたこのクッキーは、とてもスウェーデンらしいお菓子として印象に残っている大好きなクッキーです。
少ない材料で、とても簡単にできるので、是非おうちでも作ってみてください!
冷凍保存でき、凍ったままいただくのも美味しいので、倍の量で作ってもよいですね。
・バター(室温) 100g
・三温糖 50g
・グラニュー糖 50g(バニラシュガーがない場合は10g増やす)
・a)薄力粉 150g
・a)ココアパウダー 大さじ2
・a)ベーキングパウダー 小さじ1/2
・a)バニラシュガー 大さじ1/2 (ない時はバニラパウダーかバニラエッセンス 少々)
・a)塩 ひとつまみ
・とき卵 1/2個分
・パールシュガー 大さじ3程度(ない時は、アーモンドスライスを散らしてもよい)
【準備】オーブンを180~200度に設定する(オーブンによって焼き方が違ってくるので、設定温度を調整してください)
*表面のカリカリを保つため、完全に冷めてから乾燥剤をいれるか、冷凍庫で保管してください。