コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
スウェーデンではお菓子のことをGodis(グーディス)と言います。そのほとんどがグミやチョコレート類で、日本のように種類がたくさんあるわけではありません。そして多くの家庭では、土曜日に好きなだけお菓子が食べられるルール「Lördagsgodis(ローダスグーディス):土曜日のお菓子」が定着しています。
では、土曜日以外の日のおやつには何を食べているのでしょう?
保育園や学童保育では、誰かのお誕生日だったり、アイスクリームやグーディスのプレゼントがあるような特別な日を除いては、比較的ヘルシーなおやつを食べています。
人参やパプリカなどの野菜をカットしたものや、パンにチーズをのせた簡単なオープンサンドが定番のおやつです。このようなおやつは、フィーカで知られるスウェーデンのコーヒータイムとは別に、「Mellan mål(メッランモール)=中間の食事」と呼ばれ、子どもたちからは「mellis(メッリス)」という愛称で親しまれています。「昼食と夕食の間の食事」ですから、言葉の意味としても「甘いおやつ」ではありませんね。
今回ご紹介する「Mellisbitar(メッリスビータル)」はメッリスという名前がついていますが、ドライフルーツの甘みがしっかり感じられるので、子どもたちが喜ぶお菓子にもなります。もちろんフィーカのお供にも最適です。
家庭で過ごす時間が長くなった今、毎日のおやつの準備も大変だと思います。キッチンはイマジネーションの宝庫。こんな時こそ子どもたちと一緒に、火を使わずに簡単にできる、おやつ作りを楽しんでみましょう!
※bitar(ビータル) = bit(ビート)の複数形で、欠片という意味。つまめるような小さい形のものを表す言葉です。
a) ひまわりの種 ・・・85g(3/4カップ)
a) オートミール・・・・130 g(1+1/2カップ)
a) ココナッツフレーク(ココナッツロングでも可)・・・・35g(1/2カップ)
b) レーズン・・・・ 50~70g(1/2カップ)
b) デーツ(種なし)またはイチジクやアプリコットなどの柔らかめのドライフルーツ・・・5~10個(大きさによる)
b) 蜂蜜・・・・大さじ2
b) 熱湯・・・・大さじ2
- ミックスドライフルーツ・・35g(1/2カップ)
- ダークチョコレート・・・・50g (入れなくてもよい)
* オシャレなワックスペーパーなどで包んで、お友達へのプレゼントにしてもいいですね!