コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話

ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。

第38回
kål(コール:キャベツ)のお話
スウェーデンのキャベツいろいろ

日本と比べるとはるかに気候条件の厳しいスウェーデンでは、どんな野菜が店頭に並び、どのように料理しているのかとても気になりますね。
実はスウェーデンでは、よほどの異常気象がない限り世界中から不自由なく野菜が輸入されるので、スーパーの売り場は思いのほか充実しています。
さらに春になると国産の野菜も店頭に並び始めます。春はスウェーデンでもキャベツが美味しい季節。
スウェーデンではキャベツ全般を「kål(コール)」と呼び、この時期は日本のキャベツのように、きれいな緑色をした柔らかいspetskål(スペッツコール)という、とんがった形のキャベツが登場します。
スウェーデンで一番良く見かけるvitkål(ヴィートコール)「白キャベツ」は、名前のとおり色が薄く、葉も分厚くて硬いキャベツで、1年中手に入れることが出来ます。
そして、rodkål(ロードコール)と呼ばれる「紫キャベツ」は、主にサラダとして使われることが多く、クリスマスの食卓にも登場するほど、スウェーデン料理で良く使われる食材です。
ロードコールにオレンジや人参を加えたサラダは、彩りも鮮やかで
パーティ料理にも見栄えのする一品になりますよ。
キャベツの美味しいこの時期に、是非作ってみませんか?

材料(6人分)

・紫キャベツ・・・・1/4 個分 200g程度
・人参・・・・・・・1/4 本
・オレンジ・・・・・1個
・レーズン・・・・・適宜
・ヒマワリの種・・・適宜

(ドレッシング)
・オレンジの絞り汁・・・1/2個分
・アップルビネガー・・大さじ1
・サラダオイル等お好みのオイル・・・・50cc
・塩・・・・・・・・・適宜
・コショウ・・・・・・適宜

Kal(コール:キャベツ)のお話 スウェーデンのキャベツいろいろ

作り方

1.
紫キャベツと人参は千切りにする。(*スライサーを使用してもよい)
2.
オレンジはナイフで皮を剥き、見栄えのするよう大きめに切る。(スライスでもぶつ切りでもOK)
3.
①と②を軽く混ぜ合わせ、お皿に盛る。オレンジの一部は最後に盛りつける。
4.
オレンジの絞り汁とビネガーを混ぜ、オイルを少しずつ加えながら泡立て器でよく混ぜる。塩、こしょうで味を整え、ドレッシングを作る。
5.
③に④のドレッシングを回しかけ、レーズンとヒマワリの種をトッピングして出来上り!

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by Sweden House
人と環境にやさしい住まい「スウェーデンハウス」。高い住宅性能を備えているからこそ叶えられる、快適で豊かな暮らしをご提供しています。

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見瀬理恵子(イラストレーター&フードアドバイサー)
ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)
大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。
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