コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
スウェーデンのお菓子には人の名前や国・都市の名前がついたものがいくつかあります。
今回ご紹介するクッキー「Brysselkex(ブリィッセルケックス)」は、「ブリュッセルクッキー」つまりブリュッセル風のクッキーという名前がついていますが、果たしてベルギーの首都ブリュッセルにこのクッキーは存在するのでしょうか?
名前の由来は不明ですが、1930年代にはすでにフィーカのお菓子として登場していたそうです。小麦粉とバター、砂糖で構成される基本のクッキー生地 「Smördeg(バタードウ)」を用いたクラシックなレシピで、「おばあちゃんのフィーカのお菓子」と呼ばれています。フィーカに人を招いた時、最低7種類のお菓子を出さないと恥ずかしいといわれていた昔、作り置きができて保存の効くこのクッキーは欠かせないアイテムだったのでしょう。
バタードウは、ナッツやカカオを混ぜたり、形を変えればたくさんのバリエーションが楽しめるオールマイティな生地なので、覚えておくととても便利です。
ブリィッセルケックスは、ピンク色の砂糖でクッキーの縁が覆われているのが特徴で、ブラウン系のクッキーの中でも一際目を引く可愛らしいクッキーです。
今回は、少しアレンジしてドライフルーツ、ドライベリーとエディブルフラワーで華やかに仕上げました。
薄力粉 150g
きび砂糖 50g
バター 100g *冷蔵庫で冷やしたもの
バニラエクストラクト 小さじ1 *ない場合はバニラエッセンス数滴で代用
【縁のデコレーション】
ドライラズベリーの粉 適量
ドライマンゴーの粉 適量
カラーシュガー 適量
【トッピング】
卵白 1/2個分
粉砂糖 少々
エディブルフラワー 適量
準備 オーブンを170度に予熱しておく。
*デコレーションするカラーシュガーは、グラニュー糖に食用色素を数滴加えて混ぜるだけで手作りできます。
手作りカラーシュガーで色のコンビネーションを楽しんでみてください。
また、フリーズドライのいちごの粉(赤)やポピーシード(黒)などを使うと味の変化も楽しめます。
*可愛いエディブルフラワーでデコレーションしたクッキーはお土産にも喜ばれます!