コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。
8月中ばを過ぎるとスウェーデンでは、学校や職場の長い休暇が終わり、秋の気配を感じる頃。秋はチョコレートが恋しい季節でもあります。
そんな中、チョコレートを使った面白い名前のお菓子を見つけました。
今回は久しぶりに「おかしな名前のお菓子」シリーズでご紹介しましょう。
舌を噛みそうなくらいややこしい名前のついたお菓子「Kladdkakekakor /クラッドカーケカーコル」は、中が少し柔らかい状態の焼きっぱなしのケーキ「Kladdkaka/クラッドカーカ(79回参照)」を、クッキーバージョンにアレンジしたものです。
「Kladd/クラッド」とはドロドロとかベトベトという意味なので、「ベトベトチョコレートケーキクッキー」と名付けてみました。実際にはクラッドカーカほど柔らかくはないのですが、焼き時間によって中の加減を調整できるので、色々と試してみるのも楽しいですよ。
クラッドカーカはカカオパウダーだけで作るレシピがほとんどですが、このクッキーはチョコレートとカカオパウダーの両方を使い、バターの量はスウェーデンのお菓子にしては少なめです。アクセントに塩をトッピングしてみましたが、チリパウダーや、シトラス系のゼストを混ぜた塩をトッピングすると、さらに個性的な味に仕上がります。
・バター 30g
・ダークチョコレート 75g
・グラニュー糖 50g
・卵 1個
・a)薄力粉 70g
・a)ココアパウダー 大さじ2
・a)ベーキングパウダー 小さじ1/2
・a)バニラパウダー 少々(ない場合はバニラエッセンス 数滴で代用)
・a)塩 ひとつまみ
【トッピング】
・フレーバー入りのシーソルト(IKEAのファルクサルトなど)
または粒の荒い塩 適量
[参考]
「Kladdkaka/クラッドカーカ」
https://mjuk.swedenhouse.co.jp/recipe/recipe_2010/