コラム from Sweden
12ヶ月のおいしい話

ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
スウェーデン料理のレシピ。

第88回
Frozen yoghurt med rabarber(フローズンヨーグルト・メ・ラバルベル)
ルバーブのフローズンヨーグルト

スウェーデンの夏を代表する野菜「ルバーブ」は、パイをはじめ色々なお菓子作りに使われます。
この時期にしか収穫できない貴重な野菜なので、生のまま細かくカットして冷凍保存したり、大抵は煮詰めてジャムやコンポートにして保存します。
軽く煮てつくるコンポートは、ジャムに比べると保存期間が短いのですが、少ないお砂糖で作れるので、お菓子作りのバリエーションも広がります。
特にヨーグルトとの相性がよく、そのまま一緒に食べるだけでも十分美味しいおやつになります。
このヨーグルトのルバーブコンポートかけは、スウェーデンの人たちにとって、子どもの頃の懐かしい「夏のおやつ」として印象に残っているそうです。
今回はそんな思い出を辿って、スウェーデンの夏を「フローズンヨーグルト」で再現してみました。
湿度も気温も日本より低い夏の気候のせいか、スウェーデンではシャーベットよりもアイスクリームを好む人が多いのに対し、日本では少しさっぱりしたタイプのほうが好まれますね。「ルバーブのフローズンヨーグルト」はヨーグルトを入れることで爽やかになり、さらにルバーブの酸味が加わって、蒸し暑い日本の夏にもぴったりな味に仕上がりました!
アイスクリームメーカーがなくても簡単に作れる、夏のお勧めデザートです。

約6人分 8cm x 21cm のパウンドケーキの型 or 700mlの容器

【ルバーブのコンポート】
 a)ルバーブの茎 250g
 a)グラニュー糖 60g
 a)水 50ml

・ヨーグルト 200ml
・冷凍いちご 150g
・粉砂糖 40g
・蜂蜜 大さじ1

・ピスタチオ 15g

作り方

1.
ルバーブは綺麗に洗って、3cmくらいの大きさにカットする。
2.
ピスタチオは殻から出して、大きめに砕く。
3.
鍋にa)の材料を入れて、灰汁が出たら丁寧に取りながら、柔らかくなるまで5分ほど煮てコンポートを作る。
4.
③の粗熱をとったら、容器に移して冷蔵庫でしっかり冷やす。
5.
ボウルにヨーグルトと冷凍いちご、粉砂糖、蜂蜜を入れて、ハンドミキサーでピューレ状になるまで攪拌したら、④のルバーブと混ぜ合わせる。
6.
容器に⑤を流し入れ、②のピスタチオを散らして、冷凍庫で2~3時間凍らせる。

*コンポートは多めに作っておくと、他のおやつやデザートにも使えます。
*ギリシャ風ヨーグルトや脂肪分の高いヨーグルトを使用すると、コクのある味に仕上がります。
*乳製品を控えたい方は、豆乳ヨーグルトで代用してください。

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by Sweden House
人と環境にやさしい住まい「スウェーデンハウス」。高い住宅性能を備えているからこそ叶えられる、快適で豊かな暮らしをご提供しています。

スウェーデンハウス公式サイト

見瀬理恵子(イラストレーター&フードアドバイサー)
見瀬理恵子(イラストレーター)
大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。
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