コラム from Sweden
北欧の暮らし
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
時季折々の北欧のコラム。
羽田空港での初就航便のテープカット
2025年1月31日午前0時30分、ついにANA羽田発ストックホルム行きの便が羽田空港からアーランダ空港に向けて飛び立ちました。本来、東京オリンピックが開催される予定であった2020年から就航したはずの直行便。航空券も発売され、私も直行便で帰ろうと考えていた矢先に、あのコロナが突然広まったのです。オリンピックが延期になったのと同時に直行便も全てキャンセルになりました。それから5年の月日が経ち、ようやく直行便が就航し、私はお正月休み明けの帰国便に、初の直行便に乗ることができました。
当日の羽田空港では、ストックホルム行きのゲートが1時間以上前からたくさんの人で賑わっていました。LiLiCoさんのトークショーに加えて、シナモンロールや飲み物が振る舞われ、その後にANA関係者や在日スウェーデン大使、LiLiCoさんなどVIPによるテープカットが行われました。0時ごろから搭乗が始まり、全ての乗客に就航の記念品が配られました。人生において初就航便に乗るのは初めてのことで、限定の記念品をもらえるのも初めてのこと。これはとてもうれしい経験になりました。飛び立ってからちょうど13時間後にストックホルムに到着。着陸の瞬間は涙が出るほど感動しました。初めて日本から直接スウェーデンに入国し、スウェーデンで入国審査を受けたのも貴重な体験でした。
初就航便の乗客全員がもらった記念品
北欧でいちばん大きな街であるストックホルムが、今回の就航により、やっと日本と繋がりました。今後はますますスウェーデンに来られる人も増えることでしょう。これからよい季節となりますので、私も皆さまのお越しをお待ちしています。