コラム from Sweden
北欧の暮らし
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
時季折々の北欧のコラム。
北欧の人々にご自宅を紹介していただくコラム、今回はヘルシンキ郊外のタウンハウスにパートナーと2歳の娘ローニャちゃんと暮らすテキスタイルデザイナー兼イラストレーターのエヴェリーナ・ネッティさんです。
バルト海に面したヘルシンキは、都会的で文化施設も充実しており、穏やかな自然や森もある暮らしやすい都市。エヴェリーナさん家族が暮らすタウンハウスは、ヘルシンキ中心部から15分ほど離れた、森に近い小さな街にあります。暖色の木造住宅が連なっているタウンハウスは小さな子ども連れの家族が多く、子どもに優しい環境が整っています。
1階にリビングルーム、キッチン、サウナがあり、2階にはベッドルーム、ベビールーム、ホームオフィスがあります。フィンランドでは小さなアパートにも必ずサウナがあり、エヴェリーナさんたちも週に何回か自宅のサウナで汗をかきます。タウンハウスには白木の階段があり、壁などの内装はオフホワイトなので、インテリアで色合いを加えています。家族から譲り受けたヴィンテージやセカンドハンドの家具に、明るい色合いのカーペットやクッションなどの小物を組み合わせたり、壁の飾り方を工夫したりして、温かみのあるインテリアを心がけています。
タウンハウスの2階にはベッドルーム、ベビールーム、ホームオフィスがあります。北欧では、幼いころから自分の部屋を持つのが一般的で、ローニャちゃん用のベビールームがあります。壁の一部をピンクベージュ色に塗ったり、花のポスターやポストカードを飾ってかわいいインテリアにしています。父親から譲られたヴィンテージデスクは、ローニャちゃんのおむつ替え用に重宝しているそうです。紺色の花柄のカーテンはエヴェリーナさんがフィンランドのインテリアブランドのためにデザインしたもので、部屋のアクセントカラーになっています。ベッドルームは濃いめで落ち着きのあるピンクベージュの壁で、同系色の照明がインテリアに統一感を与えています。散歩で摘んだ草花をドライフラワーにし、フレームに入れて飾っているのも素敵なアイデアです。ホームオフィスにはソファとデスクを備え、窓辺に観葉植物を飾り、リフレッシュしながらイラストの仕事を進めています。ホームオフィスは寛ぎのスペースにもなっていて、ここのソファにすわりながらのんびりと構想を練ることもあるそうです。
エヴェリーナ・ネッティのウェブサイト
https://www.eveliinanetti.com/