コラム from Sweden
北欧の暮らし
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
時季折々の北欧のコラム。
長かった冬が終わり春が近づいてくると、たくさんの人がガーデニングの季節を心待ちにします。その皮切りとなるのが北欧ガーデニングフェアです。会場には球根や苗が並び、今年のガーデンをどのようにしようかとワクワクしながらガーデニングのアイデアを見にやってきた人たちで賑わいます。今回は、SDGsに配慮したガーデンを作ろうという提案があちこちで見られました。より効果的に温室効果ガスを減らすガーデンの提案として、植物の種類を増やしたり、アスファルトや舗装などの硬い素材を減らしたり、フェンスを生垣にしたり、枯れた植物をそのまま残したり、茂みや木屑、枯葉で空いたスペースを埋めるアイデアなどがありました。また、広い土地がなくても気軽にガーデニングを楽しめるボックスを使った寄せ植えは、バルコニーでも応用できそうです。緑が豊富なガーデンは、生物多様性にも効果的で、多くの炭素を蓄える環境に優しい場所になります。