コラム from Sweden
北欧の暮らし

ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
時季折々の北欧のコラム。

第120回
SDGsなガーデニング

長かった冬が終わり春が近づいてくると、たくさんの人がガーデニングの季節を心待ちにします。その皮切りとなるのが北欧ガーデニングフェアです。会場には球根や苗が並び、今年のガーデンをどのようにしようかとワクワクしながらガーデニングのアイデアを見にやってきた人たちで賑わいます。今回は、SDGsに配慮したガーデンを作ろうという提案があちこちで見られました。より効果的に温室効果ガスを減らすガーデンの提案として、植物の種類を増やしたり、アスファルトや舗装などの硬い素材を減らしたり、フェンスを生垣にしたり、枯れた植物をそのまま残したり、茂みや木屑、枯葉で空いたスペースを埋めるアイデアなどがありました。また、広い土地がなくても気軽にガーデニングを楽しめるボックスを使った寄せ植えは、バルコニーでも応用できそうです。緑が豊富なガーデンは、生物多様性にも効果的で、多くの炭素を蓄える環境に優しい場所になります。

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by Sweden House
人と環境にやさしい住まい「スウェーデンハウス」。高い住宅性能を備えているからこそ叶えられる、快適で豊かな暮らしをご提供しています。

スウェーデンハウス公式サイト

ブルセリド山本由香(デザインコンサルタント)
1998年からスウェーデンのストックホルムに暮らす。2002年に初の北欧デザイン情報サイト「スウェーデンスタイル・コム」を創設し、北欧デザインやライフスタイル情報を日本に紹介。現地デザイナーとのネットワークがあり、MUJIスウェーデンのプロジェクトに関わる等、日本と北欧の架け橋として活躍中。日本向けの北欧パターン事業Scandinavian Pattern Collectionの現地代理人を務める。
静けさ体感フェア