コラム from Sweden
北欧の暮らし
ハウスメーカー【スウェーデンハウス】がお届けする、
時季折々の北欧のコラム。
春が本格的に近づいてくるイースターの時期になると、卵やニワトリ、うさぎなどのイースターにちなんだモチーフが飾られ、黄色をはじめカラフルな色で染められた羽根のついた枝が市場に並びます。
今年は3月に大雪が降り、何だかいつもより長く続いていたような感覚の冬でした。先日(この時も雪が積もりとても寒い日でした)街を散策中に、カラフルなフェルトの玉が飾られたリースを飾っていたお宅を見かけました。今年のイースターはウールを使った飾りにしよう!と思い、スウェーデンの暮らしの道具や、手芸用品を扱うストックホルムにある老舗のお店「Svensk Hemslöjd(スヴェンスク・ヘムスロイド)」にお買い物へ。
店長Jennyさんに、最近のイースターの飾りについてお話を伺いました。
「伝統的には羽を飾りますが、私たちのお店では20年以上前からウールを提案しているんですよ。今の時代、人が楽しむために鳥の羽を取るのは人道的ではないという観点からウールで出来た飾りを求める人は増えてきていると思います。」
日本とは違い、4月でもまだまだ気温も低い日が続きますが、カラフルでふわふわの飾りに、見ているだけで何だか春が待ち遠しい気持ちになりますね。