2018年1月17日から20日まで、ストックホルムメッサで北欧最大級のインテリアフェア「Formex」が開催されました。今回のテーマは、しばらく続いた「北欧/Nordic」というキーワードがなくなり、「ワールド・オブ・シェイプ/A world of shapes」となりました。イギリスのポップアーティスト、デイヴィッド・ホックニー/David Hockneyからインスピレーションを得たテーマだそうです。デイヴィッド・ホックニーは、現在はカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として活動していますが、1960年代よりポップアート運動にも参加し大きな影響を与えたイギリスの20世紀の現代芸術を代表する1人です。「ワールド・オブ・シェイプ」は、デイヴィッドのポップアートからヒントを得て、太陽のイエロー、サンゴのコーラルピンク、ライラックパープル、草原のグリーン、ターコイズブルーなどの元気いっぱいで鮮やかな色が、フェアの会場を彩りました。外は雪が積もり色彩もほとんどない季節に、人々に元気とエネルギーを与えてくれそうなテーマで、会場を訪れる誰もが暖かい気持ちになったそうです。 写真:2018年のFormexのテーマ「「ワールド・オブ・シェイプ」