コラム from Sweden
北欧の暮らし

室内を心地よく保つために、いかに上手に収納するかは大切な課題です。スウェーデンでも収納は大きな課題で、空きスペースを有効活用したり、見せるための収納家具も充実しています。
見せる収納家具としてスウェーデンでいちばん人気なのは、どこの家庭でも見られるミッドセンチュリー時代に発表されたストリング社のシステム家具です。形の異なるシステムが美しく組み合わされていて、細々した小物類や雑誌などをストリング家具に並べることで、ごちゃつく小物も美しく見えます。

また、インテリアブロガーたちの収納術も参考になります。Room by Sofieさんのホームオフィスの整理術は、ごちゃごちゃしがちな小物をサイズのそろった白いボックスに納め、全体的にすっきりした見た目に工夫しています。インテリアの色数を少なくするのも、すっきり見せるコツですね。

Mija Kinningさんの収納術は、階段の空きスペースを収納家具に仕上げたり、壁に収納ボックスを備えつけてホールをすっきり見せています。

Marlén Eskilssonさんは、散らかりやすい玄関ホールの収納術を紹介しています。スウェーデンの家には日本のような下駄箱がなく靴の収納に苦労しますが、低めの収納ボックスがあるといろいろなものが片付けやすくなります。このような、座れる低めの収納家具をスウェーデンではよく見かけます。空きスペースを上手に利用したり、機能的な収納家具を使えば、収納も楽しくなりそうですね。